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zoom RSS ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜

<<   作成日時 : 2017/03/16 20:00   >>

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画像 万城目学「バベル九朔」

 作家になる夢を諦めきれず、務めていた会社を辞め、元は大九朔と呼ばれた祖父の所有物であったテナントビル「九朔ビル」の管理人を務めることとなった主人公。普段は電球の交換や、階段掃除、水道メーターの検針などをしている。

 ある日、黒ずくめのスタイルは抜群だがカラスの目を持つ女に出会う。追われて逃げるうちに、雲をも貫く巨大な塔にある世界にいて・・・ビルの本当の存在意義を知り、最後に下す決断とは?!という内容。

 ハラハラドキドキしてページを捲る手が止まらない!というのを期待したのだけれど、塔を登る繰り返すシーンとかただただ読みつかれる感じ。

画像 田中経一「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」
 「料理の鉄人」などのディレクターを務めた方のデビュー作。
 宮内庁大膳寮から、満州にわたり満漢全席を超える料理「大日本帝国食彩全席」のレシピを作り上げることを任命された山形直太郎。そのレシピは季節の食材を生かし、「春」「夏」「秋」「冬」各51品目。全204品目となるものだった。満州に天皇陛下が行幸される折に披露される予定だった幻のレシピ。そのレシピは満州が滅亡するとともに行方知れずに。

 「最後の料理請負人」佐々木充が受けた依頼はレシピの捜索。現在のレシピの行方。山形直太郎の死の真相などが明かされる過程がハラハラして面白い。最後に明かされる秘密は山形幸の情報収集力があれば、もっと早くに解決していたような・・・

画像 西加奈子「舞台」
 29歳でニューヨーク一人旅。浮かれず、はしゃがず、かっこいい自分を演じている、自意識過剰な葉太。セントラルパークの芝生に寝転び本を読もうと思っていた、旅初日に窃盗に会い、パスポートも財布も盗まれてしまう。
 「本音」「ありのまま」「本性」を100%さらけ出している人なんていないと思う。主人公の葉太は極端だとしても、誰しもが共感できる部分があると思う。もやもやとした心のうちみたいなものって文章にするのがむずかしいけれど、それが分かりやすい表現できちんと文章になっている感じ。劇的な展開とかはないけれど面白い。

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