プロポーズはいらない

宮部みゆき「R.P.G.」
殺害された男性はネット上で「お父さん」と名乗り、娘の「カズミ」、息子の「ミノル」、「お母さん」と名乗る3人と疑似家族としてメールでやりとりをしていた。この中に犯人がいるのだろうか・・・
題名のRPGは、ネット社会の中で演じられる疑似家族のことだっとずっと思っていました。何となく犯人はあの人だろうと思ってはいたものの、最後の種明かしには驚かされました。舞台の9割は警察署の取調室のみ。

中村うさぎ「プロポーズはいらない」
仕事をバリバリこなし広い海を泳ぎ続けていないと死んでしまう回遊魚族の女。いつもキレイに着飾り、水槽の中で大切に大切に育てられている熱帯魚族の女。結婚している妹に勝ち組目線で見られるも、どこか幸せそうでない。冷えた晩御飯を前に、テレビの灰色の画面を見ていた母親。
「なりたくてもなれなかった、もうひとりの自分」に対するあこがれと嫉妬。いろいろな女性の生き方、幸せの価値観。それってあるある、そうだよね、と頷きながら面白く読める一冊☆

米澤穂信「儚い羊たちの祝宴」
5つの短編。それぞれの主人公は学生など若い女性。「北の館の殺人」鉄格子の嵌められた別館に軟禁された当主の兄の世話をすることとなった女性。兄が死んだのはただの衰弱か、弟の仕業か・・・ 兄は全てを見抜き静かにメッセージを残していたラストに驚き。
昨夜というか今朝起きた恐怖体験。
2時半ころ、「ピンポ~ン」と音がして目が覚めました。チャイムの音を鳴らすのはマンション入り口と、玄関前と2カ所あります。音がしたということ自体夢だったのか・・・ 酔っ払った方とかが自宅と間違えて鳴らしたのか・・・ おかげでしばらく眠れませんでした。怖かった・・・
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