首折り男のための協奏曲

画像 伊坂幸太郎「首折り男のための協奏曲」

 「ストーリーセラー」や「幽」「yomyom」などあちこちに掲載されていた短編を7つ集めたもの。「僕の船」や「合コンの話」はすでに読んだことがあったけれど、すべて楽しく読まさせていただきました。至福のひととき。

 「月曜日から逃げろ」探偵で空き巣の黒澤さんが脅迫されてピンチ!と思いながら読み進めていくと・・・はぁ良かった。さすが黒澤さん&伊坂幸太郎さんと感心感動。

画像 「宝石ザミステリー3」
 15人の作家さんの読み切りミステリー作品がぎゅぎゅぎゅっとつまった1冊。これで952円とはお得。

 東野圭吾「今夜は一人で雛祭り」
 姑とうまくいかず我慢ばかりさせてしまった亡き妻。しかし娘に言わせれば、妻は我慢していたばかりでないようで・・・ 雛人形の飾り付けのうんちくも読んでいて面白かったし、妻が長年こっそりしていたことの真相も面白かった。
 湊かなえ「ベストフレンド」白雪姫殺人事件のツイッター書き込みネタに近い感じ。誉田哲也「お裾分け」ストロベリーナイトの姫川が主人公のシリーズ。そのうち続編ドラマとかありそう。笹本稜平「任侠ビジネス」、今野敏「暁光」など、いままでの1,2巻からのシリーズもなかなか面白い。

画像 三浦しをん「舟を編む」

 昨年映画にもなり気になっていた作品。前半は玄武書房の辞書編集部に異動した馬締光也が仕事を引き継ぎ、新たな辞書「大渡海」の出版という大海原にのりだす一方、下宿先の大家さんのお孫さんにまわりくどい告白をして・・・ 後半は企画から13年が経過し、紙質などにもこだわり、いよいよ「大渡海」刊行をする内容。

 主人公や、後半異動してきた女性の恋愛などもまじえつつ、辞書作りの裏側がのぞけるのが面白い。読みやすい作品。

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