植物図鑑

画像 有川浩「植物図鑑」
 酔っ払って帰宅すると、イケメンが家の前で行き倒れていて、家に置いてあげることに・・・ こんな出会いの漫画が過去にありましたよね。「君はペット」と違うのは拾ったイケメンはスーパー家政夫で、道端に生えた雑草(雑草という名の植物はない!)を使って美味しいごはんを作りあげてくれちゃうという。
 あまあまの恋愛小説というジャンルなのか、タイトル通り植物図鑑なのか?というほど四季を通じて美味しい植物満載。両方満喫できておもしろい。うちの前にもイツキがいつか行き倒れていないものか。うちにあげる前に大掃除をしないと。

画像 直木賞受賞作の桜木紫乃「ホテルローヤル」
 釧路湿原を見下ろすところに建つラブホテル「ローヤル」が舞台。7組の男女が登場し、廃墟となったホテルから、これからホテルを建てるぞという過去に向かって7編の物語が展開。
 各物語は深くもなく普通。さては最終章で全ての短編の内容をオドロキに替える展開が待っているのかも・・・なんて期待もむなしく普通。直木賞受賞てなにが評価されたのでしょう。

画像 辻村深月「ふちなしのかがみ」
 5編のホラーが収められている短編集。

 表題にもなっている「ふちなしのかがみ」が、ラストに一番あっとなった作品。
 クラブで天才的なサックス演奏をする高橋冬也。彼にひそかに思いを寄せる香奈子。合わせ鏡の中にうつる未来をのぞいて一喜一憂。「鏡の中」と「現実」のキョウカイがあいまいになり・・・

 この方の作品、長編ばかりを読んでいたけれど、短編も面白い。

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